[対策編]

2000.2.12作成 2000.12.22更新
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 2000年1月から実施し始めた具体的な対策編について紹介します。

  • 対策の要点
  •  クラッシュ対策の手法は IDE RAID ボードを使っての、RAID1システムの実現 です。
     右の写真は、これに使用する PROMISE TECHNOLOGY INC. のIDE RAID ボードの Fast Trak66 と Seagate の3.5”13GB HDD ST-313620Aです。 HDDはリームバーブルケースに入っています。

    RAIDについては TEXAなどのホームページを参照してください ここ

     これ以外の対策として、すでにUPSを導入しています。


  • 導入までの軌跡

    Step1. UPSの導入
  •  UPS、つまり無停電電源ですが、前の突然の停電による HDDのデータ喪失に対する対策として導入しました。

    1998.9.30購入
    
    個数     単価     商品名
       1     22,800   UPS-mini500(500VA/300W)
    
    
     これまでの1年半程度の間に3回ほどの停電とブレーカー落ちがありましたが、 問題なく運用できています。「安心していられる」という、気分的ところでも いい買い物でした。
    ただ、 このUPSにはFaliSafe/Lite for Windowsという UPS監視ソフトが添付されているものの、(当たり前だけど)FreeBSD用 (Linux用も、現在ではLinux対応のものもあるようです)の UPS監視ソフトがないので、サーバーに関しては、自動停止機能が ありません。このため、電源断してから5分程度で電源が回復しないと 落ちてしまいます。(そのときは手動でシステムをシャットダウンする必要があります)



    Step2. IDE RAIDの導入
      その1 挫折
     まず、メインに使っているマシンをRAID化するべく、 上の写真のボードとHDDを購入しました。(半ば衝動的に....)

    2000.1.11購入
    
    個数     単価     商品名
       2     13,900    ST-313620A
       1     15,800    FAST TRACK 66/SY
    

     メインで使っているマシンはNECの VALUESTAR VS30D/M7 DA2 で これにFastTrak66をつけようと考えていました。
     早速、箱をあけてボードを接続し、立ち上げました、このとき HDDをつけるのを忘れていてDISK ARRAYの設定のところでエラーがでました。 「しまった」と思いつつ、電源を切ってHDDをつけて立ち上げなおすと、 BIOSのHDDチェックのところで止まり、SETUP画面に入ることができません。 前の失敗の影響か??と思いつつ、SCSIボードやLANボードを外してRAIDボード だけにしても変わらずボードの故障かと思っておりました。 チラッとWebでチェックしたところでは、このボードはBIOS(CMOS)が弱いのでは というコメントを見かけて壊してしまったかと一瞬思いました。 それでも、考えられる設定(HDDの交換とか)を試して、問題はRAIDボードということに なったところで、細かくWebをチェックしていると VALUESTAR VS30D/***で同様な現象が報告されていました。 これはFastTrak66だけでなくFastTrakも同じだということで、 現在のメインPC VS30DではIDE RAIDは使えないということになってしまいます。 久しぶりに挫折感を味わいました。 SCSIボードやLANボードが何の問題もなく使えていたので 特に何もチェックせずに購入したのが敗因ですが、VALUESTARで使えないという情報は どこにもなく、たぶんチェックしていたとしても、この状況に陥っていたことでしょう。
     販売店の添付資料にもPCI Ver2.1 33MHz以外では動作保証しないという 但書きがありました。このボードに関しては、うまく動かないという現象が多々あるので このような文面がつけられているのでしょう。

    こんなところにも(CQ)にもFastTrakの紹介記事がありました


    Step3. IDE RAIDの導入
      その2 復活
      RAIDボードの実験用PCをとりあえず起動!!
    PC本体には、爆安パソコンを採用しました。(基本39,800円) サーバー向けということで、CPU クロックが 適度に高ければあとは貧弱でもよいという選択です。

    サーバー仕様の詳細は準備中です。

     Windows98での動作確認は難なく終了しました。 (FastTrak66のパフォーマンスについては 別途)さすがに、RAID0は速い!!
    で、次に RedHat Linuxの 導入ということになるのですが....。 http://www.promise.com/techsupport/Faq/FT66.htm#q10 には、Linux用ドライバーは いつリリースされるのかとの質問に、「FTPサーバーで公開されたとき」という訳の分からない 回答が出されていましたが、それから約1年、(2000.11.06に) ついに、 Linux用ドライバーがリリースされました。

     2000.11.17からLinuxサーバー立ち上げ作業を再開していましたが、  2000.12.19 ついに、サーバーの立ち上げ作業が完了し、古いサーバー(FreeBSD)と交換しました。 現在(2000.12.22)、動いているwww.mic.or.jpのサーバーがそれです。 →詳細のサーバーの仕様はこちらです。
    まとめ    当サイトで、1996年 年末に提案した 安価な RAID1システム(ミラーリング)が入手可能になりました。 ここで使用しているサーバーも非常に安くできあがりました、 差し替えた部品があるので正確な値段は計算できませんが、10万円 以下で出来上がりました。  それから、ようやく、RAID1での利用が、PCのレベルでも一般的に認めらはじめたようです。 某雑誌にもRAID1での利用の記事が掲載されていました。今後、一般的に なっていくにしたがって、よりよいRAID1システムを安価で入手することが できるようになるでしょう。  しかしながら、クラッシュ対策はこれで完璧というわけではありません。ハード的には クラッシュなどのトラブルに対して強化されましたが、ソフトウェア面、 運用面での強化が必要になります。 さらにハード面でもこれ以上の対策や、 手段があるはずです。  ハードウェア、ソフトウェアともに今後も進化して行くことでしょう。


    EndofTrableDammyTitle 



    コメント

     IDE RAIDを使っている人のほとんどは、RAID0で使用しているようです。 (RAID0で使用している人のWebページは数多くあるのに、 RAID1で使用している ひとのWebページは数えるほどしかありません)
    高速化する目的でRAID0にしているのでしょうが、RAID0にしたときのファイルシステムが故障する 確率は2倍になってしまいます。(なおかつ、必要なデータを取り出すのにも膨大な手間が必要になります) RAID1では故障の確率はほとんど0になるでしょう。これはHDDが物理的、 (偶発もしくは寿命)で故障することのみを想定しています。 ただ、安定して運用しているときには 問題となるのは物理的故障なのでRAID1で運用するというのはBESTです。 このFastTrakでは、RAID0+1という使い方もできますが、それには4台のHDDが必要になります。