[アクセスできる容量の容量制限]

2000.2.12更新 2001.12.31更新
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 ハードディスクやOSの仕様とそれに伴う容量上限の壁

ハードディスクにアクセスできる容量の制限は、HDD,BIOS,OS(アプリケーションソフト) の組み合わせによって決まります。最近の急激なHDDの大容量化と自作や個人でのアップグレー ドの浸透によって、この制限でつまづく方が多くいらっしゃるようです。 この容量制限の原因の一例としては次のようなものがあります。
 少し前(1993年頃か その前)のBIOSでは、BIOSがHDDをアクセスするときに、 Cylinder、Head、Sectorを指定して書きこ んだり読みこんだりしますが(これをCHS方式と呼びます)、Cylinderは0から1023の1024個、Headは0 から255の256個、Sectorは1から63の63個のマトリックスでアドレス指定されます。また、1セクタは 512byteで固定です。このためアドレス指定できる最大は1024*256*63セクタとなり、そのときの容量 は1024*256*63*512= 8,455,716,864Byte(一般的には8.4GBといわれます)となります。


 対策
簡単に言ってしまえば、対策は問題の部分をバージョンアップすることです。

原因の主要因がHDDの場合:
  • 基本的には、ないはずです。こういう問題があるときはHDDのほうが新しいことがほとんどなので。
     *HDD自体の設定については下に記載

    原因の主要因がBIOSの場合:
  • BIOSをバージョンアップする。
      PCやマザーボードのメーカのホームページを探して、自分のハードに合う最新版のBIOSをインストールする。 *BIOSのバージョンアップは危険が伴いますのでメーカーのホームページなどを熟読してください。

  • Ontrack社のDiskManegerなどのドライバーを使う。
      IBMやQuantumのホームページからはOEM版が無料で入手できます。Ontrack社のホームページでは、$59.95ほどで購入できます。

  • SCSIに変換するボードを使う。
      この方法は紹介する中で一番お金がかかる方法です。メルコやI・O DATAなどが出しているボードがあります。 これにするくらいなら、いっそのこと HDDを複数にしてIDE RAIDにしたらという説もあります。

    原因の主要因がOSの場合:
  • 簡単です。バージョンアップしましょう。   しかし、普通はパテーションの問題だけで、複数のドライブに分ければ無駄なく使うことが出来るので、あまり 気にならないかもしれません。(しかし、今時では1パテーションが2GBじゃあ狭いという説も...、さらにはドライブレターが足らなくなる..なんてね)


    原因の主要因がアプリケーションの場合:    古いバージョンのOSのインターフェイスにしか対応していない場合がこれにあたります。アプリケーションもバージョンアップしましょう。 新しいバージョンがなければ、1つのファイルは2GB以下にするとかにして、使い方で逃げるしかないでしょう。


  • Capacity SizeHDD interfaceBIOSOSetc.
    Block SizeMemory
    *
    HDD
    **
    2^48
    281,474,976,710,656
    128PB144PB
    144,115,188,075,855,360Byte
    48bit LBA HDD 48bit LBAの上限
    268435456*2^6
    4294967296
    2.00TB2.199TB
    2,199,023,255,552Byte
    48bit LBA 拡張INT13
    LBA(32bit?)でアクセス
    WindowsXP(EIDE+big drive)
    Windows95 OSR2
     or 
      Later
    32bitセクタアドレス
    FAT32(SCSI)
    現在の上限??
    当方では未確認
    2^28
    268435456
    128.0GB137.4GB
    137,438,953,472Byte
    E-IDE
    LBA(28bit)でアクセス
    拡張INT13
    LBA(28bit)でアクセス
    Windows95 OSR2
     or 
      Later
    32bitセクタアドレス
    FAT32(EIDE)
    EIDE(48bit LBA未対応)の上限
    2^20*(2^8-1)
    267386880
    127.5GB136.9GB
    136,902,082,560Byte
    E-IDE
    CHSでアクセス
    C:65,536
    H: 16
    S: 255
    拡張INT13
    CHSでアクセス
    C:65536
    H: 16
    S: 255
    2^20*(2^7-1)
    64GB64GB
    64,822,867,456Byte
    古いVersionの
    FDISKが使えない
    2^20*(2^6-1)
    66060288
    31.5GB33.8GB
    33,822,867,456Byte

    (Only AWARD BIOS 4.5x)
    Only AWARD BIOS 4.5x
    1997年以前の一部のMB
    起動できない
    2^18*(2^6-1)
    16515072
    7.875GB8.456GB
    8,455,716,864Byte
    E-IDE
    LBA(28bit)もしくは
    CHSでアクセス
    C:65,536
    H: 16
    S: 255
    拡張INT13
    CHSでアクセス
    C:1024
    H: 256
    S: 63
     
    65526*2^6
    4193664
    2.00GB2.147GB
    2,147,155,968Byte
    Windows95
    〜MS-DOS Ver4.x
    FAT16
    パテーション毎の制限
    2^14*(2^6-1)
    1032192
    504MB528.5MB
    528,482,304Byte
    IDE
    CHSでアクセス
    C:65,536
    H: 16
    S: 255
    INT13
    CHSでアクセス
    C:1024
    H: 256
    S: 63
     

    * :メモリーなどでの表現(1MB=1024x1024byte,1048576byte 1GB=1,073,741,824Byte)
    **:HDDなどでの表現(1MB=1,000,000Byte 1GB=1,000,000,000Byte)
                                    

    その他:これらのBIOSやOSの制限でHDDが認識できないことを回避するため、HDD自体の容量を2GBや8GBに制限する設定があるドライブもあります。 それらの設定には「 2GB clip 」などの表記があります

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